Gスポットって何？Gスポットの見付け方、Gスポットの刺激方法

Gスポット（the Grafenberg spot、G-spot）と言えば、多分人々に神秘のベールに包まれている感じをさせますが、これはただ女性の膣内部の一部の名前です。ただし、誰もその名前を聞いたことがあるというわけではなく、そして、女性ならどちらでも自分の体にはそういう名前のところがあると知るというわけではありません。男女を問わず、普通の人にとって、生理知識には、特に性に関する知識には多少詳しくない点があります。これからは、Gスポットっていう名前を覆う神秘の幕を掲げましょう。

Gスポットとは

場所や範囲には個人差がありますが、Gスポットは、一般的には、膣開口部より約3〜5センチの恥骨の下にある膣前壁上部に位置し、女性の尿道海綿体のことです。なぜ「Gスポット」と命名されたというと、実はこれは1950年代にはじめてGスポットの存在を主張したドイツ人の婦人科医者の名前「エルンスト・グレフェンベルク（Ernst Gräfenberg）」の頭文字から取られておいたのです。

　　　　　　　　　　　　人体断面図：　

Gスポットは「Gエリア」とも呼ばれ、女性にとってクリトリスに次ぐ人々に熟知されている性感帯であり、性的興奮が引き起されやすいところです。クリトリス刺激や外イキ(クリイキ)がない場合、このところに圧力を加えられて刺激を与えられたら、オーガズムが起こりやすくなります。

女性の膣は重要な生殖器ですが、女性の性生活中の感じられる快感やオーガズムは、膣全体でなく、膣のあるところ(例えば、Gスポット)に集中しながら表現されます。Gスポットは複雑な知覚神経、血管が集中し、外部刺激に対してすごく敏感で、性的刺激を受けつつ大きくなって膨らみます。それと共に、性的刺激で分泌される液体が流れ出ることもあります。そもそも、Gスポットは豆の大きさ相当の突起しているイボですが、充血して膨らんだらコインほどの大きさになるという腟内性感帯です。

Gスポットの見付け方

Gスポットとその周囲は外部からの刺激を加えられる場合に充血して膨らみ、そのものの存在も割に感知されますが、刺激がなかったら、Gスポット自体の存在は見付かりにくいです。さらに、Gスポットは人によって存在する範囲や大きさ、場所が違い、Gスポットが存在しない人もいます。

そのため、Gスポットを探すには、女性は充分な性的興奮の状態で探すといいです。充分な性的興奮の状態だったら、Gスポットの粘膜は十分に膨らみます。言い換えれば、Gスポット探し前に、感度を高くするのは重要です。例えば、一人で乳首やクリトリスなどの性感帯を触ったりし、二人ならキスやハグなどのスキンシップをしたりし、興奮度が高まっていきます。特に、クリ刺激をすると、よりよい快感がもらえやすくなるはずです。

Gスポットを探す具体的な方法とプロセスはいくつかのステップに分けられます：

(1)自分で指を使う見付け方

【ステップ1】手をちゃんと洗う

Gスポットや膣まわりを触るときは、まずは爪やささくれをちゃんと切り、手を洗ってきれいにして温めておいてください。スムーズに触るために、専用の潤滑ジェルを前もって準備しておくのもよいです。ジェル使用の場合は手のひらに出し、両手にしっかり馴染ませて温かくするのが重要です。温めることで感度が上がりやすくなり、冷たかったら逆効果になってしまいます。

【ステップ2】クリトリスに触るように指を膣内に挿し込む

手のひらでクリトリスを包み込むように触り、そのまま膣内に指をゆっくりと挿し込んでください。指を入れたら、お腹側に向かって少し指を曲げ、このように触ることで、手のひらでクリトリスをやさしく刺激しながらGスポットを探せるため、気持ちよくなりやすくリラックスしやすい。

【ステップ3】やさしくマッサージをする

指の腹で膣壁に柔らかな圧力を加えながら、膣の入り口から奥まで円を書くように軽くマッサージ。奥まで届いたあとは、同様に柔らかな圧力を加えながら、手前に引くようにゆっくりとマッサージ。膣が濡れてきたら、分泌液を膣の中全体に塗り広げながらマッサージを進めていこう。

【ステップ4】圧力や範囲を変えてみる

マッサージをするときは、ちょっとだけ圧力を強めたり、マッサージをする範囲を変えてみたりし、他の部分と違う感覚がある場所を探し、その上でGスポットの有無を探ってみてください。

(2)バイブを使う見付け方

ほとんどの女性は、Gスポットを見つけて刺激するために大人のおもちゃを使用します。大きさと形状が自分の膣に合うGスポットバイブを選べばオッケー。まっすぐなバイブより、少し曲がったバイブの方が、Gスポットをピンポイントに刺激しやすいです。初めての方は、エラストマーなどの柔らかい素材のバイブをお勧めです。

ゆっくりとバイブを膣内に入れ、お腹側の浅めの所に当たるように調整します。持ち手部分をお尻側に少し斜めにし、先端をGスポットに優しく触るのがコツです。まずはスイッチを入れないまま、手で動かして気持ちいいところを探してみます。

バイブの挿入感に慣れてきたらスイッチを入れ、弱い振動から刺激を始めます。Gスポットに触っていれば、弱い振動でも気持ちよさを味わえるはずです。イキそうになったら振動を強め、バイブを強めに押し当てれば、オーガズムを迎えられるでしょう。

(3)セックス中のGスポット開発方法

先ほど解説したオナニを通じてGスポットを見つける方法だけでなく、Gスポットは、パートナーとのセックスで探すこともできます。主に手マンと陰茎挿入といった2つの方法があります：

1>手マンで開発する方法

手マンとは、手や指で女性の陰部を刺激したり、愛撫したりすることで、指でオナニーする方法と大体同じですが、指の角度や位置、刺激の強さなどは全部男性が制御するので、女性がしっかりとリードすることが大切です。

男性に愛撫してもらう時も、オナニー時と同じで、強く刺激し過ぎないことも大切。刺激が強すぎると我慢しないで、その感じを向こう側に伝えましょう。

2>陰茎挿入で開発する方法

陰茎を挿し込んでGスポットを開発するのもよいでしょう。挿入でGスポットを開発する場合は、膣の手前のお腹側を意識して刺激することがポイントです。

Gスポット刺激方法

指の使い方や適切な角度は、個人の好みや身体の反応により異なることがあります。下記に一般的な注意点をいくつかご紹介します。

ただし、自身の快感や快適さを優先に考え、自分自身の感じに応じて調整する必要があります。

1. 手指の湾曲
   セルフプレジャーにおいて、指を曲がらせることでGスポットや他の敏感な領域にアクセスしやすくなります。
   指を軽く曲げ、腟の前壁（腹側）に向けて入れると、Gスポットを刺激しやすくなります。
2. 適切な圧力
   刺激の強さは個人の好みにより違います。
   一般的には、軽い圧力から徐々に強くすることで快感が高められます。
   ただし、無理な圧力を加えると不快や痛みを引き起こすかもしれないので、自分自身の感覚に気を付けながら調整しましょう。
3. 角度の調整
   Gスポットや他の感じやすい領域に達するためには、適切な角度を見つけることが大切です。
   一般的には、腟の前壁に対して指を上向きに曲げることで、Gスポットに刺激を与えやすくなります。
   角度や位置は個人により違いうため、自分の体の反応を確めながらちょいと調整してみてください
4. 手指の動作
   指の動作もセルフプレジャーで重要です。
   振動や円を描くような動作、または上下に滑らせるような動作など、自身の快感に合う指の動作を探してみてください。
   一定のリズムやパターンを維持することや、その上で個人の好みや快感に応じて変わらせることも大切です。
5. 潤滑ゼリー使用
   指をスムーズに動かすために、潤滑ゼリーの使用はお勧めします。
   水溶性の潤滑ゼリーを選び、指と身体の摩擦が減少し、快適なセルフプレジャー体験が出来ます。

特に推すGスポットバイブ4選：

第一位　Kaya 回転ピストンバイブ

第二位　Angel’s Wings 3in1

第三位　Crazy Cat 白いバイブ

第四位　Fanny 二股バイブ　

まとめ

結局、クリトリスに次ぐ性感帯であるGスポットは女性にとって、オナニーにおいてもセックスにおいても重要な役をやります。Gスポットは膣内に存在していて普通目で見えないので、それを探して見つけるのもある程度のコツが必要です。他には、Gスポットの位置と範囲は人によって異なり、Gスポットが存在しない人もいます。そのため、Gスポットを見つけるのは多かれ少なかれ困難度があります。何としても、正しい方法を使う限り、必ず自分自身に存在するGスポット関連の謎を解けます。