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彼氏依存症ってどんなもの?その原因、特徴と克服方法を解説

彼氏依存症って知っていますか?依存っていう言葉を聞いたら、多くの人は何となくマイナスな、ネガティブなことをイメージするかもしれませんが(例えば、薬物依存症、アルコール依存症など)、確かに彼氏依存症っていうのもよくない心理状態の一つです。依存って、頼り過ぎるという意味で、即ち、彼氏依存って、彼氏に頼り過ぎるという意味です。どんなものに頼り過ぎても悪いことになり、最も深刻な状況だったら、病的な心理になるリスクがあります。だからこそ、その発生を防がなければなりません。

彼氏依存症とはどんな心理

彼氏依存症とは、「もし彼氏から離れたら寂しくて耐えられない」、「彼氏がそばにいないと不安になる」、「彼氏がそばにいないと独自に考えられなくなる」などのように、彼氏に過度に依存してしまう心理状態を指します。彼氏のことばかりを考えてて、 恋愛でしか生きている実感を得られないまま、他のこと(仕事や友達関係や及び自分のことなど)に興味がなくなります。

彼氏依存症になる要因

【1】自信と定見がない

自分のことなのに彼氏を基準にして考えがち、なんでも彼氏に一致させるというような人が多いです。他人の言動に動かされたり、周りの目を気にしながら日常生活を過ごすと、自我を表せなくなってしまうかも知れないです。

周りの意見や考え方に左右されずに「これが自分だ」と自信を持って生きていけると、新しい自我意識が見付かるかも知れないですね。

【2】消極的な思想で彼を信頼できていない

以前の恋愛で裏切られたことがある人は、新しい恋愛をしてもその不安が消えず、パートナーに頼りすぎてしまう可能性が高いです。

こんな人は、彼氏と一回連絡がつかなかっただけで、あるいはいつも会える日に彼氏に「仕事で会えない」と言われただけで「彼は浮気しているかな?」といったようなネガティブな思い込みが生じてしまうかも知れないです。

【3】コミュニケーションを取るのが苦手

こんな人はいつも何を話せばいいのか分からなったり、「自分の言葉遣いが間違ったかもしれない」… と思っていて、そんな気持ちで人とコミュニケーションを取ることが苦手になっているのかも知れないです。

他人との付き合いが狭く、友人も少ないので、信頼している彼氏に依存しっきりになっちゃうかもしれません。

【4】寂しがり屋

彼氏依存体質になってしまうのは、寂しがり勝ちの性格が原因になる可能性もあります。そうすると、一人で時間を過ごせず、孤独感を埋めるために「ずっと彼氏と一緒にいたい」と強く求めるかもしれませんね。

幼少期に両親と接触する時間が少なかったり、親の顔色を伺って過ごす子供だったなど、同じ家に住んでいたとしても寂しい思いをしたことが多いと、彼氏依存になりやすくなりやすいそうです。

【5】ハマっているものがない

の興味(例えば、運動、読書、好きな歌手や俳優など)がない場合も、彼氏依存になってしまい勝ちでしょう。恋愛は恋人との関係を楽しむものなので、恋愛しかないということは彼氏しか自分の世界にいないことになります。

彼氏依存症の主な特徴一覧

【1】生活が彼氏中心になっている

彼氏依存症の女性は、日常生活のあらゆる出来事は彼氏を中心として考えます。付き合う前と後で、友人関係や本業に支障があれば、彼氏中心に偏りすぎていることでしょう。例えば、彼氏とのデートに優先し、仲良い友人との約束、普段頑張っているアルバイトやサークル活動などをキャンセルすることが増えていること。

自分の喜怒哀楽は大部分彼氏に左右されて、仕事や趣味も充実していないかもしれません。また、いつでも彼氏との予定を入れられるように念のため予定を空けておくようなことをしています。

【2】彼氏の他に相談できる人がいない

お互いに人として尊敬し、支え合っていくうちに、彼氏が一番の親友になる女性は少なくないでしょう。なんでも話せる関係が築けるのはいいことです。

しかし、友人や家族との関係が上手くいかなくても、彼氏がいればそれでいいという考えになっていたら、彼氏依存症になりがちです。彼氏の他に相談できる人がいなかったら、彼との問題や2人で解決できないことがあっても、2人以外の解決策がないということになってしまいます。

また、いろんな人の価値観に触れる機会がないということは、考えが2人分だけの閉鎖的なものになっていきます。そして、理解してもらえない人とはコミュニケーションのとり方がわからないまま疎遠になって、より彼氏に依存する関係になってしまうでしょう。

【3】彼氏の行動を全部把握しておきたい

彼氏のスケジュールを全部把握したがる女性も彼氏依存症になりがちです。

これは、1日会っていないだけで、今どこで仕事しているのか、誰と会っているのか、どんな会話をしているのかなど、彼の行動全てが気になって仕方ない状態をさします。そんな時、彼のSNSを頻繁にチェックしても、不安な気持ちは解消されず、むしろ不満や嫉妬心が膨れ上がる一方かもしれません。

【4】彼氏の言うことなら何でも聞く

彼氏の言うことを何でも受け入れてしまうことが増えたら、彼氏依存になっている状態だと言えます。

疲れているのに彼が会いたいと言ったら無理して会いに行ったり、わざわざ自分を彼の好きな見た目(髪型、服など)に合わせてイメチェンしてみたりしていないでしょうか。多少なら自分磨きとも捉えることができますが、彼に嫌われたくないからという恐怖心で断れないようであれば、依存している証拠です。

【5】自分で何も決められない

何かをする時、必ず彼氏の意見を聞いてから決める女性は依存症の可能性が高いでしょう。

どんなに頼りになる彼でも、彼の考えがそのまま自分の考えになってしまっては、彼のいいなりになっているも同様です。とくに彼に関係のない私的なことなのに、自分で調べたり考えたりする前に判断を委ねてしまっては、彼の頭がないと何も決められない深刻な依存状態になります。

【6】彼氏はすぐに返信しないと心配になる

LINEなどでの返事がないとすぐ不安になることも、彼氏依存症の特徴の一つです。

多くの人が「今は忙しいかな」「用事ができたかな」と深く考えずに返信を待つような場面でも、依存している状態だと自分の感情が最優先になってしまいます。「別れたいと考えているのかな」「会えない間に浮気していれば?」という勘違いをして迷惑がられることもあるかもしれません。

心配が押さえ切れずに、メッセージを連続送っても、既読さえ持つかなくなり、更に不安が増してしまうケースもあり得るでしょう。

彼氏依存症の克服方法

【1】彼氏に期待をかけすぎない

彼氏依存症の女性は、つい「彼氏はすぐに連絡を返してくれるはず」、「彼氏はいつでも私と会いたいに違いない」などと過度な期待をかけ勝ちです。

そのため彼氏が自分の望む行動や発言をしてくれないと、すぐに「裏切られたかな」と思ってしまいます。同時に「何で?」、「どうして?」と思うことで、彼氏への依存もますます高まってしまいます。 しかし、それはただ自分の一方的な期待です。一筋に自分の望みを彼氏に押し付け、思い通りにならないとイライラになっちゃうだけです。彼氏からしてみれば、彼女がなぜ悲しんだり怒ったりしているのか分からないでしょう。

彼氏依存をやめるには、まずは彼氏に過度な期待をかけないことです。

【2】彼氏以外との人間関係を重視する

彼氏以外の人との関係を深めるのも依存症克服に必要なことです。今までの彼氏への依存度を、友人や家族など別で分散させてみましょう。例えば、親友と一緒に遊びに行ったり、旅をしたり、何かあると家族や友人に相談したりなどをしてみましょう。

【3】偶に彼氏の誘いを拒否する

彼氏依存症を治すために、ぜひ断る勇気を持ってみてください。

彼氏依存症の女性は、どうしても彼氏を中心とする生活となってしまうので、自分を後回しにして、彼氏の都合に合わせてしまいます。しかし、彼氏に合わせてばかりでは、ストレスが溜まる一方です。その上、いつでも誘いを受け入れる彼女に対して、彼氏は物足りなさを感じ始めるかもしれません。

そんなことを避けるためにも、偶には彼氏の誘いを断るよう心がけてみてください。

断る時は「その日は予定が入っているから会えない。ごめんね」と言えば結構です。もし断るのが難しいと思えば、「代わりの日はどう?」とアドバイスしてみてもいいでしょう。

【4】一度距離を置いてみる

毎日欠かさずに彼氏と会いに行ったり、マメに連絡を取り合うのは悪いこととは言えませんが、彼氏に夢中になり過ぎて距離感が近すぎることになり勝ちのかも。

彼氏のことで頭がいっぱいな日々をやめて、自分ひとりの時間をどう効率的に使えるのか試してみるとよいでしょう。彼氏としばらく会わなったり、少し距離を置くことで、彼氏の大切さに更に気付くようになるかもしれません。

【5】彼氏との間に上下関係を作らない

恋愛では、2人は飽くまで彼氏と彼女という平等の関係です。自分と彼を比べて、彼は自分より上なんだと考えることを止めましょう。 無理に彼に一致しようとすることで、彼も寂しい思いをするかもしれません。そのため、自分の感情や考えを少しずつ伝える練習をしていきましょう。「ありがとう」、「ごめんなさい」などのあいさつと、「〜してくれて嬉しい」「〜だと悲しい」と表現する方法を学ぶことで、自然と彼が接しやすくなり、コミュニケーションも取りやすくなります。

【6】自分を見直してみて自立した人になる

他人に合わせてばかりで自分の意思がない女性を卒業しましょう。自分がなりたい姿をイメージして、どうしたらその姿に近付けるのかをしっかり意識してください。

相手に嫉妬したり、依存したり、この感情の根本にあるのは自信のなさと、他人から評価されたいと願う気持ち。この気持ちを手放すには、他人ウケを狙わず本当に好きな物を大切にすることです。

意思をしっかりも持つ→改善される→認められて自信になる→自己肯定感が上がる、という流れを身に付けましょう。

まとめ

彼氏のことが好きだったり、彼氏に傾倒したりするのは元々当たり前ですが、そんな気持ちが強すぎると、彼氏依存症に陥ってしまいます。彼氏に頼り過ぎると、恋愛に対してエネルギーを使い過ぎて疲れてしまいます。彼氏への依存から脱却したいという考えができるのは、その依存症を克服するための重要な第一歩です。

彼氏依存症から脱却するには、まず自分の言動を見直してみて、恋愛とそれ以外の人間関係とのバランスを取って両立できるようにしてみることから始めましょう。そうすると、自分の改善すべきところがきっと見えて、自立した自分も見付かります。

他には、カップルなら必ず頻繫に会ったりデートしたりする訳ではありません。相手と一定の距離を置いて自分の私的な時間を残すのは、新しい美感を生じます。


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